通学できる教習所を選ぶ人は7割以上、合宿免許とのメリット・デメリット比較

合宿免許・通学免許・通合宿免許の違い

車の教習所には、家から通学するスタイル、合宿スタイル、自宅から通いながら合宿と同じスピードで卒業を目指す通合宿スタイルの3つがあります。

そのなかで一般的といわれている通学スタイルの教習所の特徴を合宿免許と比較しながら、メリット・デメリットとしてまとめました。

一般的な通学タイプの教習所、5つのメリット

教習所といえば、家から通学するタイプが一般的ではないでしょうか。

家から通学する教習所を選ぶことで、どんなメリットがあるのか、実際の教習所卒業者のアンケートから、主な5つをご紹介します。

自宅から通えるから、学校やバイトなどをやりながらでも通える

合宿免許の場合は約3週間ほど、まとまった休みをとる必要があり、期間中は家に帰ることが出来ないため、学校やバイトに行くこともできません。

通学スタイルの教習所は、自分の空いた時間で通学することができるため、学校やバイトなどを休む必要もなく、生活環境を変える必要がありません

学校やバイトなどを休めない人にとっては、自分のペースに合わせた免許取得が可能なスタイルといえます。

他の人と一緒に寝泊りしないから、気疲れしない

合宿免許では相部屋の場合など、プライベートな時間を過ごすことができないため、ストレスを溜めてしまい、なかには途中でリタイアする人も出てきます。

その点、通学スタイルの教習所は、他人と一緒に過ごす必要がないため、気疲れはありません

卒業日が遅くなっても追加の費用は発生しない

合宿免許は施設やホテルに宿泊するため、卒業日が伸びてしまった場合、追加の宿泊費などが発生してしまいます。
通学スタイルの教習所は、卒業日のリミットはなく、自分のペースで受講することができます。

地元の道を走るので、安心感がある

合宿免許は比較的田舎のエリアで教習することが多く、交通量が少ないこともあり、比較的心の余裕を持って路上教習を受けることができます。

しかし、免許取得後に地元の一般道路の交通量や道の狭さなど、交通事情に慣れていないことで慌ててしまい、事故などのトラブルが起きやすいというデメリットがあります。

通学スタイルの教習では、指導員のサポートのもと路上教習で一般道路を走ることができるので、道路事情に慣れた状態で免許を取得できます。

仮免学科試験に何度落ちても、教習所で受験できる

合宿免許での仮免学科試験に何度か落ちてしまうと地元に帰宅し、地元の試験場でより高いハードルで仮免学科試験を受ける必要も出てきます。

通学スタイルの教習所の場合、仮免学科試験に何度落ちても、教習所で受験できる安心がメリットといえます。

通学タイプの教習所でみられる4つのデメリット

通学タイプの教習所を選ぶことで、入校後に後悔した生徒に見られる4つのデメリットについて、ご紹介します。

短期間で取れないことがある

春先や夏休みなど、大混雑のときは教習の予約が取れず、卒業に3ヶ月以上かかることもあります。

早く卒業したい方は、繁忙期といわれる夏休みや冬休み・春休みを避けて、入学することをおススメします。

路上教習の難易度が高い

主に都心にある教習所では、路上教習で狭い道幅の道路や多車線道路を走ることも多く、地方の教習所と比べて難易度が高い傾向にあります。

ただ逆に言い換えれば、免許取得する前に地元の道路に慣れることができる、ということでもあります。

教習料金が高い

都心にある教習所などを中心として、合宿免許などと比較して教習料金が高い傾向にあります。

教習所によって予約の取得方法が違う

事前に予約方法を調べておかないと、予約が取りづらくなるなど、後で大変なことになる場合もあります。

通学タイプの教習所 まとめ

通学タイプの教習所が一番多くの生徒が集まる、いわゆる一般的な教習所と言えます。

その分、『こんなじゃずじゃなかった』と後悔するケースも多いのが事実です。

通学タイプが自分にあっているのか、そして先にあげたデメリットのある教習所なのか、教習所を選ぶ際にはしっかりと検討することをおススメします。