合宿免許で失敗しないために!メリットとデメリット

合宿免許・通学免許・通合宿免許の違い

価格が安く、短期間にスピーディーに免許の取得を目指せることで人気のある合宿免許ですが、その反面リスクもあり、トラブルが多いのも事実です。

合宿免許の教習所選びで失敗して後悔しないために、合宿免許の特徴、チェックすべきポイントについて、メリット・デメリットとしてまとめました。

合宿免許を選ぶべき、6つのメリットとは?

短期間で卒業できる

合宿免許の期間は2週間、長くても3週間で卒業することが可能です。夏休みや春休みなど、まとまった期間で一気に免許を取得できるのが最大の特徴と言えます。

入校から卒業までのスケジュールが決まっている

入校から卒業までに必要な技能と学科、検定試験のスケジュールが組まれています。そのスケジュール通りに順調に進めることで、短期間での卒業ができます。

教習料金が安い

合宿免許の相場は普通車で20万円~25万円と安いことが特徴です。さらに4月~6月、9月~12月の閑散期ではキャンペーン価格として20万円を切るケースもあります。

時期により価格帯は大きく変動するため、事前に調べておいたほうが良いでしょう。

地元から宿泊先への往復の交通費が支給されることも

合宿免許を取り扱っている教習所のなかには、移動の際の交通費を支給してくれるところもあります。

交通費が支給される条件として、交通経路の条件、領収書の必要有無などが必要となる場合もあるため、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

地方なので交通量が少なく、運転が易しい

地方の教習所の場合、道路も広く交通量も少ないため、安心して運転しやすい道路で路上教習をうけられる環境にある、と言えます。

ただし、実際に免許取得後に走るのは地元の道路。

免許取得後にいきなり交通量の違いなどに戸惑う人も多く、慣れるまで時間がかかる場合もあるので、注意が必要です。

リゾート感覚でレジャーも充実!?

宿泊する施設には、テニスコートやカラオケ、バーベキューなどの娯楽設備が用意されているところもあります。こういった非日常感は合宿免許ならでは、といえます。

ただし、基本的に土日は休みですが、平日は教習がみっちり入っているため、自由時間は多くはありません。

設備を利用しないまま卒業する人も多いことから、期待し過ぎないようにしましょう。

合宿免許で失敗しないために!知っておきたい6つのデメリット

追加料金がかかることも

組まれた教習カリキュラム通りに終わらず、追加教習となる場合、追加料金が発生することがあります。卒業までは教習所に滞在する必要があるため、非常に大きなリスクといえます。

最近は、保証付き安心プランもありますが、時間制限などの条件付きの場合もあります。また、教習自体は追加料金が無い場合でも、追加の宿泊料金などが発生することがあります。

100%安心できる内容なのか、追加教習となった場合について事前に確認しておいたほうが良いでしょう。

地元に戻って試験場で試験を受けないといけないかも

仮免学科試験に何度か落ちると、地元に戻り、地元の試験場に行って試験を受ける必要がある場合があります。

地元の運転で戸惑ってしまう

教習時は地方の道路を走りますが、実際に免許取得後に走るのは地元の道路です。

いきなり交通量の違いなどに戸惑う人も多く、免許取得後に慣れるまで時間がかかる場合もあります。

缶詰状態でストレスに

合宿中は教習所内で過ごすことが多く、実質的に缶詰状態といえます。

スケジュールもみっちりと埋まっていることもあり、ストレスを感じる人も多いです。

ストレスを感じやすい方は要注意です。

コミュニケーション能力がないとツライかも

色々な他人と2週間以上生活を共にすることになります。

人見知りであったり、1人の時間が欲しい人にとっては、気疲れしてツライ時間を過ごすことになるかもしれません。

バイトや習い事、学校での活動ができなくなる

合宿という性質上、2週間以上のまとまった期間は教習所に滞在する必要があります。

そのため、合宿期間中は地元での活動ができません

仕事や習い事、学校行事、友達との約束などの理由で、一時的に教習所を離れたり、乗車をキャンセルする事が一切認められていないことで、トラブルになりやすいです。

追加講習により滞在期間が伸びるリスクも含め、合宿免許の期間について考えておく必要があります。

合宿免許のまとめ

スピーディーかつ格安といえる合宿免許ですが、地方の教習所で2週間以上缶詰にされることから、トラブルが多いのも事実です。

後で後悔しないためにも、今の生活スタイルを考慮の上、長期間の拘束が問題にならないのか、しっかりと検討することをおススメします。