アルバイトに励んだり、両親にお金を借りたりと、せっかく教習所に必要なお金を用意して入校しても、どの教習所でも残念ながら途中で教習所に行かなくなってしまう方が出てしまいます。
こんなはずじゃなかったと、失敗しないために、教習所を挫折してしまう理由をまずは見てみましょう。
教習所に行かなくなった人の理由 BEST3
教習所に入ったけど、途中で挫折してしまう理由のBEST3は以下の通りです。
(教習所2校による休校した生徒242人を対象としたアンケート)
1位:学科のテストがなかなか合格しなくて行きたくなくなった
教習所では仮免許を取得する際に学科試験を受験し、合格する必要があります。
問題は〇×(正誤)式のマークシートで出題され、30分の試験時間で50問が出題され、90%以上正解の45点以上で合格となります。
合格率は80%以上が一般的ですが、ひっかけや読解力が必要な問題も多く、コツがわからないとなかなか合格することが難しく、挫折してしまう人も多いです。
ある程度出題される所は決まっていたり、パターン化されていたりするので、予想問題を複数回こなすなど、慣れておけばコツがつかめるでしょう。
教習所で用意する問題集で勉強し、慣れておくことをおススメします。
最近は、スマホで学習できるアプリもあるなど、どこでも勉強できる環境にあります。
試験に落ちたとしても、あきらめずに勉強すれば合格できますので、しっかりと乗り切りましょう。
2位:技能教習が追加となって、予定が崩れて自分の予定と合わなくなった
技能教習が追加となり、後続の教習の予定がすべて崩れ、卒業予定日が先延ばしになってしまうケースです。
自分の予定と合わなくなり、挫折してしまう人も多く見られます。
「卒業までのスケジュールを最短で見積もらないこと」、そして技能教習の追加の場合も、「練習する機会が増えて自信が持てるようになる、安全運転できるんだ」、という心の余裕を持てると良いですね。
3位:忙しくなって通えなくなった
学校や仕事が忙しくなり、割ける時間もなかなか予約が取れず、あきらめてしまうケースです。
プライベートが忙しくなりそうなことが予想される場合は、以下のような対策をしておくと良いでしょう。
・あらかじめ予約が取りやすいプランにする
・学科教習を先に受けて、技能教習を効率よく終えられる工夫をする
・時間を空けると技能を忘れてしまいがちなので、週1回は通うように調整する
教習所をしっかり卒業するためには
教習所での挫折理由は概ねパターン化されています。
学科試験などでの不合格による挫折、そして時間が取れないことでの挫折です。
そのため、学科のサポート体制がしっかりしている教習所を選ぶこと、技能教習と学科教習についてあらかじめ無理のないスケジュールを押さえることが大切だということがわかります。
最近では、家から通いながら、合宿と同じ短期間で免許を取れるスタイルの教習所も出てきています。
より確実に短期間で卒業できるスタイルとして、検討してみてはいかがでしょうか。